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2008/05/08 (Thu) 千里眼シリーズ

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ドラマになっている「白夜行」の続編「幻夜icon」は、1年半ほど前に読みました。
白夜行ではまだまだ少女から抜けきっていなかった雪穂が、大人になっています。そして、白夜行よりももっと戻れないところまで行ってしまいます・・・。
ネタばれになるので、知りたくない人はここから先の文章は飛ばしてください。
ドラマ「白夜行」では最初から二人の接点が見えているようですが。本の中では、雪穂と桐原は公には一度も会ったことがないことに。けれどだんだん接点が見えてきます。

「幻夜」では、最初美冬という女性がでてきます。
震災に遭い、家族を失ってしまう女性です。同じく震災に遭った男と知り合い、その男が人を殺すのを目撃します。そして、二人で生きて行こうと・・・。ここまで読むと「白夜行」とは接点の無い話に思えるのですが。
美冬はゼロから上を上を目指していきます。その為に男の愛情も利用して。それでも愛されてしまう、美貌だけじゃなく魅力のある女性なのでしょう。
美冬の過去を知る人物が現れて、そして新たな殺人が。そのあたりから美冬の過去が、そして正体が少しずつ明らかになっていきます。
「白夜行」を読まずに「幻夜」を読んでも問題はないですが、
やはり「白夜行」で雪穂を少しでも知ってから読んでほしいですね。

幸せになるために(?と信じているのかいないのか)犯行を重ねて、他人からは雪穂は幸せをつかんだように見えるかもしれないけれど、最初から最後まで雪穂からは悲しみしか感じられません。
本当に生まれ変わりたかったのですね。幸せになってほしいと、祈るような気持ちで読んでいました・・・。けれど、どんどん幸せと反対の方向に突きすすんでいくんです。どんなにお金や地位を手に入れても幸せにはなれないことを本当は彼女もわかっているんじゃないかと・・・彼女にはそれしかないとしたら悲しいですね。
本当の彼女を知っている人物が誰もいなくなってしまったら・・・誰が彼女を救ってあげられるんでしょうか・・・

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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌




コメントありがとうございます。
そうですね~。きっと白夜行を読まずにこれを読んだら、こうは思わなかったでと思います。途中までは美冬の正体を暴いてほしいと思いながら読みました。最後までその思いは変わらないんですけど。最後、これで美冬の夢は完璧にかなったというよりは、これで美冬は本当に地獄から戻れないという哀れさを感じました。
女性だから、ですかね。私が同じ女性だから女性の怖さを知っていて、美冬ほどじゃなくてもすべての女性の中にある本質みたいなものをわかっているからなんでしょうか。美冬の気持ちはほとんどででてこないので、読者によって想像がいろいろ変わってくるんでしょうね。
男性がこれを読んでも、きっと絶対に美冬に同情はしないでしょうね~。
【2006/02/20 08:48】 URL | ぽち #-[ 編集]
でも、この話を読んで、そこまで美冬側の気持ちになれるってのもおもしろいですね~、どちらかというと、加害者みたいな感じじゃないですか。白夜行ではみれなかったゆがみが読めて、多少は身近に感じられたけども。やっぱり男と女で、この話を読んで感じられるものも違うのかもしれませんね。では、失礼しました
【2006/02/20 00:34】 URL | ハラキリ #-[ 編集]














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